Googleのやろうとしていること

Googleのやろうとしていることを一言で言ってしまえば、「主観と客観の間にGoogleを」ということだろう。
昔は、客観は自分の目や耳で感じられるものが全てであったが、それが、ラジオやテレビやインターネットの発展で、テレビの中のものが客観と呼ばれることが増えてきて、最近ではインターネットの中が客観となる機会が増えてきている。
Googleは、その客観のボリュームを日々増大させる作業を進めており、かつ、その客観と主観の橋渡しとしてGoogleを位置づけようとしているのである。
それは、何時かは、客観≒Googleとなる可能性を秘めており、考え方によっては、恐ろしいことである。

梅田さんが「IT革命」から「I革命」の時代でも言っているとおり、Googleは情報そのものの技術を進化させているのであり、情報という概念そのものが見直されるべきときに来ているのではないかと個人的には思っている。